桜も散り始めて、向かうのは新緑の季節。
真新しい制服に身を包む新しい生活が始まったり、様々なことがここで切り替わるようで、冬の間に着ていた思いアウターを手放して、明るく綺麗な色に包まれたくなるようなこの頃、
オフシーズンを利用してアウターの(ダウン、コートのリメイクにサイズダウンなど)のご依頼も引き続きございますが、これからの季節に合わせたいワンピースやブラウスなど季節感を感じるご依頼も増えてきました。
そんな中、日々お問い合わせのあるウエディングドレス。
これまでも多数のご依頼にお応えしてまいりましたが、ドレスの雰囲気は勿論、
ウエディングスタイルも本当に様々な広がりを感じます。今月も幾つかのウエディングドレスのお直し、調整ご依頼が続きました。この頃は日ごろのご自身のコーディネートにも雰囲気をぴたりとあわせて、ヒールではなくてペタンこの靴でドレスを着る!という方もいらっしゃいます。
このところ、「ドレスにローヒールであわせます」というご依頼主が続きました。
BEFORE
こちらのお客様からの依頼は、アンティークドレスの全体的なサイズダウン。小柄なお客さまでもありましたが、全体的に大きく下にバランスが下がってしまっている状態でしたので、お客さまに合わせて、胸の位置、肩巾、腕巾、背中、ウエストとほぼ全部?の調整をすることに。
アンティークの品々の場合に気をつけなければならないのは、
経年の汚れなども起こりえますが、生地の劣化などについて。
実際に見た目には何ともなく見えていても、”実際に鑑賞用としてではなく実際に着る”という場合に、ほつれを含めての今の生地の状態がどうか?これは職人さんが解いてみないと分からない部分でもありますが、今回も問題なく進められ、とっても綺麗に仕上がりました。
全体的なサイズダウンでもありましたので、全てを作り直したともいえるようなお直しとなりましたが、こうして出来上がりをお召しになっていただき、、ぴったり!!!
当初サイズが大きいことでウエストもメリハリがなく、、だらりと下に重心が下がって見えていたドレスでしたが、お直し後はウエスト位置もはっきりとして肩も腕もぴったりしたことで、彼女のために作成したようなサイズ感と雰囲気に大変身。
AFTER
「わ~!!ぴったりになって嬉しいです!!綺麗に仕上げて下ってありがとうございます!!」と大喜びの様子。とっても良かった!!
AFTER
どの角度から見てもサイズが整いました。
当日低めの靴で合わせられても問題ないバランスが出来上がりとってもご満足いただけて何より!
森での御式をされるんだそうで、どうぞ素敵なお式になりますように。
ドレスをヒールのない靴で着るというのは個人的にもとっても斬新で、新鮮な気持ち!全ての方にお似合いになるかどうかは別としても、そんな可愛らしいご依頼にぴったりのお客様からのご依頼は
ロンドンで購入したドレスをプレゼントされたというミニのウエディングドレス。
こちらはフィッティングを終えてこれから作業となりますので、出来上がりなどは追って。
どんなドレスもやはりご依頼主に似合っていて、それぞれ個性的で素敵です。
フィッティングさせていただく際にも職人さん同様、いつも親族のような気持ちになってしまいますが、大切な日の一番の主役のためのドレス、当日がストレスのない着こなしができるように1点1点心をこめて対応させて頂きます。
※ウエディングに関するお問い合わせ、お約束事はこちらから☆
※ご依頼の際には最低期間(作業開始から)1ヶ月を最短として2ヶ月以上の期間をもってお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。急なご依頼に関しましてはご依頼過多の場合におうけできない場合がございます。
コメント