幸せのお手伝い?

一番華やかで、きれいな日でありたい。

きっとどんな女性もその日は主人公になる日。

その日が笑顔できらきらと光あふれる日になるよう、ささやかなながらも重要なご依頼を承る機会も増えてまいりました。レストランウエディングや、普段着からかけ離れないくらいにラフなスタイルで結婚式を!ということも見聞きする中、当店では物語あるレトロなドレスを自分のサイズに直して、その日を迎えたい!というお客様や、海外から購入してきたドレスを今の自分のサイズに合わせたいというお客様が続きます。

ある意味、ウエディングドレスにも、それぞれのお客様の個性がうかがえて、それぞれにその方らしいものを選ばれる様子も、見ていても楽しいのですが。

写真のドレスは、依頼主のお母様が(なんと)25年前に着られたドレス。全部一式揃ったままに保管されていたドレスですが、それを着るためにはちょっと背中がきつくて閉まらない!ということもあり、今回はきれいにドレスを着られえるようにお直ししました。

というのも、ご依頼のお客様のお腹には赤ちゃんが!ということもあって、サイズを広げました。

ここは職人さんの完璧な計らいにて、出来上がったものはどこに生地が足されたの?と思うくらいに自然なものとして変身しました。

当初は首まで閉まらない状態でしたが、脇を目だたないように生地を足して身幅を広げたことにより、きれいにドレスを着ることが可能になりました。お式までの間に更にお腹が大きくなってもこれなら大丈夫!

レトロなドレスをまたご自身のサイズに合わせて着られること、これまたお母様のものとなれば物語は追加されて、なんだか幸せの積み重ねのようで、こちらもとても幸せな気持ちになるお仕事でした。

最終の仮縫いの際には、新郎さんもご一緒にいらっしゃいました。

お二人とも、とっても幸せそう!!

素敵なお式になりますように。

誰かの大切な一日に、少なからず貢献できること、なんともうれしいものです。ただいま引き続き数件のドレスも作業中ですので、また追って掲載してみたいと思います。

 

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