parisからLondonから☆

国内外問わず、本当に遠くからわざわざご来店くださるお客様も多くて本当に嬉しく思います。

Open当初から海外からのお客様にもご来店いただく機会も多く、住まいの拠点は海外であるけれど年に何度か日本への帰国のタイミングを見計らって、

そんな忙しいであろう帰国期間中のスケジュールに当店を入れてくださっていること、”絶対行きたいお店としてブックマークしていました!!”

なんてことを言っていただく場面もあったり、この頃どこに暮らしていても、遠いようでまるで近いような感覚と、情報収集の意味では画面の後ろにいる方々は日本だけと限らない、、、と改めて自覚する場面でもあります。(有難うございます!!)

ヨーロッパに住む方からの依頼は多く、

そのご依頼の内容はきめ細かい要求に対する職人技だったり、どうしても現地では100%は叶えられないのだというサービス色々だったり、その都度ですが、

どこの場所にいてもやっぱりお洒落にサイズ感やバランスは必須条件。気に入ったものをもっと自分らしく着こなしたい思いは一緒。

特に個性を楽しむ場所に暮らす方々ならばなお更、自分にあったお洒落には敏感なはず。

 

Before

「ここをこうして欲しい!」「より洗練された自分を魅せるために必要な対応を教えてもらいたい」そこにある、”自分の望む形で叶えて欲しい”というのはみんな一緒であろうと思います。

少し前にご来店してくださったロンドン在住のK様も、細くて華奢な方でロンドンではサイズを見つけるのも一苦労なのだということと、「あんなに素敵なものに溢れた場所にいながらサイズがなくてお洒落できないってすごく悲しい!」ということでした。

 

 After  (襟開き部分を綺麗に身体に馴染むように調整 中心の浮きもなくなりました)

そんな悩みを常に抱えながら、当店を見つけてくださって、

ずっとずっと「日本に帰ったら絶対いく場所ときめていた!」と。きゃ~そんなにラブコール、、嬉しはずかしありがたしです。要望もなかなか分かってもらえない場面も多くて、困っているとのことでした。

私も小柄なので、その着る際に起こるあれやこれといった、もっと~こうだったらいいのにという思い、人一倍に分かる!だからこそ、それが実現できたらどんなに嬉しくて、着こなしやすくなるかということも、断然にその服が使いやすく活躍してくれるかどうかも分かりすぎるくらいに自分が感じていること。

だからこそ、その方お一人おひとりが「何をしたいのか」更には「どうなったらそのワードローブが更に美しく、更にはその方を引き立てるくらいお似合いになるか」気になる。

フィッティングの際にはそういうことも含めて拝見しております。

 

ご相談されたワンピースは胸が浮いてしまうということと襟繰りが首まで引きあがってとても着難いということでした。今回浮きを解消して身体に馴染ませたことによって本当にぴったりとお召しになれるサイズのワンピースへと変身しました。

 

After

こちらのパンツはお仕立てによって創られたものだそうですが、何となく気軽にはけないので良い案と、K様に合う長さを見て欲しいとのことでした。グレーのパンツも沢山お持ちだそうで、ならばあえてカジュアル感も出る長さでアレンジさせて頂きました。

その際、パンツの裾も少し調整してラインがぼけないようにしております。

もう1点もパンツでしたが、出来上がり3点ともに「大大満足!!とっても嬉しい!この数ミリという違いも分かってくれて嬉しい!!」と大喜びしていただけました。

誰かが似合っても自分自身が纏ったときに、あれ??この長さでは自分らしくない?

長すぎる?あれ思ったよりも身体に馴染まないな~など誰かと同じが通じないのも洋服。

せっかく購入したのだから大事に愛用したいというのも含めて、出来上がったときの皆様の笑顔は何度も何度も頂くたびに嬉しく、そんな顔をしてもらえる仕事ができて嬉しい!

 

こちらのS様はParisからのお客様。

以前某ブランドのPRをされていたそうで、その当時のワンピースやスカートやドレスを何とか復活させてParisで着ることができないか?というご相談でした。

Sさんは滞在1週間くらいのタイトなスケージュールの中、まずはフィッティングを行い、また夏の帰国時にピックアップの予定という2段がまえで。(アイテムや滞在スケジュールによっては起こり得ることなので、そんなこともよくあること)

このドレスは前後とっても開きが広めでとってもセクシーなドレス。さすがにヨーロッパで着るにしてもあれこれ気にして着るのも大変。少し使いやすく、それでいてドレスアップしたときにも気負わずに着られるようにするのはどうかな?と思いましたので長さはキープして開きとシャーリングの調整を。

 

少しの調整でグンと使いやすくなるものが沢山あるはず。

がらりとテイストやイメージを変えることでソレが可能になる場合もあるし、あえて変えないことで活きる部分もあったりそんな小さなバランスも含めて、このドレスとS様とのバランスを見ながら決定。

こちらも長い間着ないままだったパネルスカートを復活させるにあったって

カジュアルにレギンスを着たりする!ということで、ミニ丈に調整予定。他にも

透けてしまうドレス、そのままでは使い勝手のないワンピースなど合計4点。

こちらの完成はまた追って。

こうしてお洒落にこだわりを持つ方も多くご来店いただきますが、そんな方々に満面の笑顔を見せてお帰りになっていただけることは本当に嬉しい!

どこからのお客様にもいつも笑顔!

いただけますように相変わらずに丁寧を心がけてまいります。

そろそろGWも近づき、御依頼もオフシーズンものの御依頼に春らしいアイテムも男女ともに増えてまいりました。新しいご紹介もまた引き続きさせていただければと思います。

※GWの営業に関しましてはトップページにも記載をさせて頂きましたが5月3日から6日までは店頭営業はお休みさせて頂きます。宜しくお願い致します

 

Happy Wedding

桜も散り始めて、向かうのは新緑の季節。

真新しい制服に身を包む新しい生活が始まったり、様々なことがここで切り替わるようで、冬の間に着ていた思いアウターを手放して、明るく綺麗な色に包まれたくなるようなこの頃、

オフシーズンを利用してアウターの(ダウン、コートのリメイクにサイズダウンなど)のご依頼も引き続きございますが、これからの季節に合わせたいワンピースやブラウスなど季節感を感じるご依頼も増えてきました。

そんな中、日々お問い合わせのあるウエディングドレス。

これまでも多数のご依頼にお応えしてまいりましたが、ドレスの雰囲気は勿論、

ウエディングスタイルも本当に様々な広がりを感じます。今月も幾つかのウエディングドレスのお直し、調整ご依頼が続きました。この頃は日ごろのご自身のコーディネートにも雰囲気をぴたりとあわせて、ヒールではなくてペタンこの靴でドレスを着る!という方もいらっしゃいます。

このところ、「ドレスにローヒールであわせます」というご依頼主が続きました。

 

 

 

 

 

 

 

BEFORE

こちらのお客様からの依頼は、アンティークドレスの全体的なサイズダウン。小柄なお客さまでもありましたが、全体的に大きく下にバランスが下がってしまっている状態でしたので、お客さまに合わせて、胸の位置、肩巾、腕巾、背中、ウエストとほぼ全部?の調整をすることに。

 

アンティークの品々の場合に気をつけなければならないのは、

経年の汚れなども起こりえますが、生地の劣化などについて。

実際に見た目には何ともなく見えていても、”実際に鑑賞用としてではなく実際に着る”という場合に、ほつれを含めての今の生地の状態がどうか?これは職人さんが解いてみないと分からない部分でもありますが、今回も問題なく進められ、とっても綺麗に仕上がりました。

 

AFTER

全体的なサイズダウンでもありましたので、全てを作り直したともいえるようなお直しとなりましたが、こうして出来上がりをお召しになっていただき、、ぴったり!!!

当初サイズが大きいことでウエストもメリハリがなく、、だらりと下に重心が下がって見えていたドレスでしたが、お直し後はウエスト位置もはっきりとして肩も腕もぴったりしたことで、彼女のために作成したようなサイズ感と雰囲気に大変身。

 

AFTER

「わ~!!ぴったりになって嬉しいです!!綺麗に仕上げて下ってありがとうございます!!」と大喜びの様子。とっても良かった!!

AFTER

どの角度から見てもサイズが整いました。

当日低めの靴で合わせられても問題ないバランスが出来上がりとってもご満足いただけて何より!

森での御式をされるんだそうで、どうぞ素敵なお式になりますように。

 

こちらもヒールではなくてペタンコ靴であわせられるとのこと。

ドレスをヒールのない靴で着るというのは個人的にもとっても斬新で、新鮮な気持ち!全ての方にお似合いになるかどうかは別としても、そんな可愛らしいご依頼にぴったりのお客様からのご依頼は

ロンドンで購入したドレスをプレゼントされたというミニのウエディングドレス。

こちらはフィッティングを終えてこれから作業となりますので、出来上がりなどは追って。

 

どんなドレスもやはりご依頼主に似合っていて、それぞれ個性的で素敵です。

フィッティングさせていただく際にも職人さん同様、いつも親族のような気持ちになってしまいますが、大切な日の一番の主役のためのドレス、当日がストレスのない着こなしができるように1点1点心をこめて対応させて頂きます。

 

※ウエディングに関するお問い合わせ、お約束事はこちらから

※ご依頼の際には最低期間(作業開始から)1ヶ月を最短として2ヶ月以上の期間をもってお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。急なご依頼に関しましてはご依頼過多の場合におうけできない場合がございます。