今回はお直しありがとうございました!
当方、一度もお直しに出した事がありませんでした。ですが今回は気に入っているお洋服をどうにか着やすくできないか?と色々検索し、やっとレギュイドールさんに出会えました。
というのも、もちろん腕のいい職人さんにお願いしたいのですが、一番のポイントは、
“その服の事を考えてお直ししていただけるかどうか?”でした。
この点が共有できないと、きっと残念な結果になると思っていましたので、レギュイドールさんを見つけた時には”この人しか託せない…”と思いました。
メー ルでやり取りさせていただいて、自分の中ではすでに、“このお直しはうまくいくだろうな。”という確信はありましたよ、既に。
というのも、玉岡さんは大の服好き。私もかなりの服好きです。
自分自身、作る側の人間なので、こういった点が共有できる人は面白くなりそうだな~、という感が働きました。
実際、とても優秀な職人さんがいても、客の意図や服のコンセプトを正確に読み取って伝えられないと、いいものはできないですからね。※私のいる建築業界も同じです。モノ作り全般そうですよね。
なので、“うまくいく→面白くなりそう”という過程が、“お直し”という行為で起こるとは思わなかったな~。
今回お直しをお願いしたのは、3点。
Ann demeulemeesterのジャケット2点とワンピースをお願いしました。
かなり適格なアドバイスをいただき仕上がりも思った通りです。
その中でもワンピースのお直しは面白かった!
私のオーダーは“レングスが長すぎるのでカットしてカジュアルに着用したい”でした。
元々自分で紐を駆使し、レングスやドレープを楽しむ一品なのですが、どんなに調整しても引きずるほどのレングスで…。(それもAnnさんのコンセプトなんですが、日本じゃドレッシーすぎるんです…)
ですので、カットしてほしい…、それだけだったんです。
ですが、玉岡さん、
“カットしたら勿体ないですよ。このドレッシーさも残しておきたいし…、
紐で調整する部分を、もう1段増やしてみてはどうでしょう?
デザイナーのイメージも崩さずに、櫻井さんの遊びも増えますよ。”
との事。
“それは楽しそ~~” 即決でしたね!!
そこから、安全ピンでこの辺がいいかも~~とワンピースと格闘。
職人さんにも“??”にならないように、丁寧にご説明いただいて、感謝感謝です!
デザイナーのイメージを崩さないようにしていただいたと共に、この服を選んだ、私のパーソナリティーも含めてのお直しの提案をして頂いたことに、本当に感謝しております。
また、職人さんも、この謎なお直しに付き合っていただき、私に新たな楽しみを頂けたことに感謝しております。
また遊びにいきますね~。