お直し・リフォームをされたお客様の声

レディースお直し  ウールコート、ラメツイードジャケット お直し
秋田友紀子 様 ピアニスト

ウールコート(通称:魔女コート)

大学生の頃、「あまり可愛いから奮発して買ってしまったの!」と母からプレゼントされたコート。私のイニシャルも刺繍されていました。

母の気持ちがとても嬉しく、何度か羽織って出掛けましたが、なにせ生地が厚くてたっぷりと長く、とにかく重い!
ボリューム感が贅沢だけれど、広がり過ぎて可愛らし過ぎるのかな?とか、私の身長には微妙に短い気もして、もう少しタイトなシルエットで長めだったら着易いのかな?とか、鏡の前であちこちを摘んでみたり。
それでも、着る機会は少ないものの、私にとって大事な大事なコートでした。

秋田友紀子 様 40代 ピアニスト

そこで、数々のコートリフォームの素敵な事例を見て、やはりこちらは純さんに生き返らせていただこう!と見ていただきました。

時代を感じさせる大きな肩、太い袖、中途半端な丈、大き過ぎるフードを、かなり縮めてコンパクトにしながらも、このコート本来のふんわりした可愛らしさは残して、気軽に着られる、けれどやはり品のあるコートに生まれ変わりました!
新品であった時よりも、私好みの、なんて素敵なコート!これなら、きっと母も「素敵!」と手を叩いて喜んでくれるに違いありません。もしかしたら、「私が着るわ」と持って行かれてしまうかも…(笑)

 

ラメツイードジャケット

母から譲り受けたラメツイードジャケット。生地のキラキラ感がとても気に入っていたのですが、ジャケット自体はサイズが合っているのに、何故か上半身に変なボリュームが出てしまい、取り出して鏡の前で合わせては、しっくり来ずにクローゼットに戻す、ということが続いていました。
自分自身のワードローブに対しても、なにか甘過ぎるというか、洗練されないというか、着ても素敵と自分で思えない。

純さんに見ていただいたところ、フリルが過剰なためだという指摘を受け、これを取ればシャネルのような雰囲気でカジュアルにも着られるものになる、ということで、襟、ポケット、袖のフリルを取る見積もりをいただきました。
が、フリルを取るだけで本当にそこまで雰囲気が変わるのか?想像がつかず、また、フリルが特徴であるジャケットが特徴のない服に変わってしまうのではないか?という懸念もあり。
また、今までほとんど着ていないものにお金をかけてまでお直しをして、本当に着るようになるのだろうか?という迷いがまだあり、その気持ちを純さんに伝えたところ、それでは今回は保留にしましょう、と言っていただき、別のジャケットなど数点のお直しのみお願いしました。

その後、お願いしたジャケットの余りにも素晴らしい仕上がりを見て、こんなに変わるものかと感動し、こちらのラメツイードジャケットのお直しも改めてお願いすることにしました。

秋田友紀子 様 40代 ピアニスト

結果は…大正解!
スッキリと洗練された雰囲気の、シックな服に変身しました。フリルを取るだけでこんなに変わるとは思いませんでした。やはり純さんのおっしゃる通りでした。特徴の無い服にもなりませんでした。
カジュアルにもシックにも、どのようにでも着られるこの服、今は夏なのでまだ着られませんが、鏡の前で合わせてみて、ワクワクしています。
フリルを取るのはなかなか大変な作業だったようですが、それを実現して下さった職人さん達に、改めて感謝しております。

この使い捨ての時代に息苦しさを感じることがあります。
人にさえ、代わりはいくらでもいる、と言われているような…けれど、服に新たな命を吹き込んで下さるレギュイドール、思いを汲んで大事にして下さる純さんと職人さんたち、その存在が私にはオアシスのように思えます。

また別の服のお直しもお願い致しますね!今回もどうもありがとうございました。

■ 秋田友紀子 様がツィードジャケット、スーツをお直しされた際の感想はこちらから

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